春日部の接骨院です 腰痛、坐骨神経痛、骨折、むち打ちなどの治療を得意としています

ときだ接骨院鍼灸院通信NO.72 腰痛の方の姿勢工夫

腰痛のある方は、前屈みや長時間座位はお勧め出来ません。

 

腰への負担が増します。

 

椎間板への圧力が増加するのです。こういった説明は、定番であります。

 

では、なぜ前屈や座位は腰への負担が増加するのでしょうか!?

 

人の体は、随所にテコの原理が働いているのです。

 

腰に絞った説明をしますと・・・

 

立った状態で腰は軽く前に反っています。

 

これを生理的前弯といいます。

 

第三腰椎の真ん中を支点として前後1:1の作用点があります。

 

これで体の前後の姿勢均衡が保たれているのです。

 

しかし、前屈みや座位になると腰椎の前弯が消失するため、重力線は

 

正常の前弯を保った立位より腰椎から離れるのでそれだけ前方モーメントは

 

増加します(前方の作用点が遠くなる) 実際の計測で、座位では第三腰椎に

 

掛かる負荷は直立位の1.4倍という結果が得られています。

 

長時間デスクワークする人に腰痛が多い原因が理解できますね。

 

少々難しい内容ですが、ご来院の際は図説を含めてご理解いただけます。

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