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ときだ接骨院鍼灸院通信NO.74 肩こりはなぜ起こる!?

肩こりなぜ起こる?

 

筋肉が緊張 血流悪く多くの人を悩ませる肩こり。

 

なぜ肩はこるのか。防ぐ方法はあるのだろうか。

 

 

近畿大医学部講師の橋本和喜氏(整形外科)によると、

 

肩こりとは首や肩などの筋肉が緊張し硬くなった感じや痛みを感じる状態を指す。

 

「二足歩行をする人間は、首や肩の筋肉で重い頭を支え腕を動かさなければならず

 

肩がこりやすい」と説明する。ただし「こり」は病気ではないので、厳密な定義や診断基

準はないという。

 

 

肩こりの原因は姿勢の悪さや運動不足、ストレスなど様々ある。

 

これらの原因により筋肉の緊張状態が続くと血管が収縮し、血流が悪くなる。

 

すると血管の中に老廃物がたまり、酸素が十分に運ばれなくなる。

 

酸欠状態になった筋肉の中ではブラジキニンなどの「発痛物質」が生成され

 

痛みを感じるようになる。筋肉はまた緊張し、血管が収縮し・・・と

 

「肩こりの悪循環」に陥るという。

 

肩こりを感じた時、マッサージを受けたりストレッチをしたりすることは

 

筋肉をほぐし血流を良くするため、悪循環を断つのに一定の効果がある。

 

「ただし、悪い姿勢や運動不足など、そもそもの原因を取り除くことも大切です」と橋本さん。

 

一方、腕に痺れを感じる、常に痛みがあるといった場合は病院受診が必要だ。

 

「首や肩関節の疾患や高血圧など、病気が隠れている場合がある」という。

 

あまりにもひどい場合は、我慢せず早めに受診することが大切なようです。

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