赤ちゃんには300個以上の骨がありますが、成長とともに大人の骨の形に変化し
成人になると二百数個になります。 骨は成長した後も、破骨細胞が骨を壊し
骨芽細胞が骨を作るという改修工事を絶えず行い、新陳代謝を図っています。
骨の成長過程は、木の成長に似ています。
若い木は、細く、弱々しく感じますが、折ろうとしてもみずみずしい表皮があり
完全には折れにくいものです。この表皮が人間でいえば骨膜です。
成長期の子供の骨は、骨端線(成長線)という部位が成長し
全体が骨膜で覆われていて、柔軟性があります。
成長した木は太く丈夫になり、人間の大人の骨も太くたくましくなります。
しかし、年数を経た木は、中が空洞になることもあり、崩れたり折れたりしやすくなります。
骨に例えると「骨粗しょう症」という現象です。
高齢者にとって骨粗しょう症は骨折の大きな原因となります。
回復には時間がかかり、寝たきりにつながることもあります。
骨はある程度の負荷をかけると強くなると報告されています。
骨の健康を保つため、軽い運動を習慣づけましょう。
適度な日光浴も骨を強くします。また、栄養バランスの良い食事や朗らかな会話も健康の秘訣です。
新しいことに対する興味を失わず、転倒などに注意しながら毎日を過ごせるよう心掛けましょう。
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「こむら返り」とは、睡眠中やスポーツをしているときなどに突然、ふくらはぎの筋肉がつってしまい
痛みに襲われる現象です。ふくらはぎは、古くは「こむら」と呼ばれていたようです。
こむら返りは、筋肉疲労によって起きることが多いようです。
そのほか冷えや脱水、妊娠中、病気なども報告されています。男性よりも女性の方に
起こりやすく、加齢とともに頻度が高くなっているようです。
温かくなり汗をかき易い今の時期から、足がつると言う相談を多く受けるようになります!
私も長時間の立ち仕事や歩行により、夜中に発生した経験があります。
特に持病はありませんが、回数は加齢とともに多くなってきました。
しかし、予防として次の2つを実行してから、回数が減りました。
1つ目は、毎晩、浴槽の中でふくらはぎを温めながら、手のひらでアキレス腱から膝の裏までさすり上げます。
この動作を10回ほど繰り返します。これは静脈血を押し上げ、血流を良くするためです。
2つ目は、毎朝、起床する前にあお向けの姿勢になり
つま先を顔の方に引き寄せるようにして背伸びをします。
逆に、つま先をまっすぐ伸ばして背伸びをすると、こむら返りが起きやすくなります。
この方法を人に教えたところ、「つらなくなった」「回数が減った」などと喜ばれています。
ふくらはぎに限らず、筋肉がつりやすい人は医療機関にご相談下さい
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世界に冠たる長寿大国日本はいま、平均寿命だけでなく
健康寿命を延ばすことを重要視しはじめています。人は誰でも「老化」します。
特に脚力は加齢とともに筋肉量が少なくなり、日常生活に問題を引き起こすこともあります。
体を動かすための骨格筋(筋肉)は体重の約半分を占め、その7割が下半身に集中しています。
それは、人間が直立二足歩行するがゆえであり、この下半身の骨格筋が老化すれば、
歩行が困難になる可能性もあります。 健康維持のため、スポーツジムに通っている人は多いと思います。
私もその1人です。先日、プールを利用する人たちを見ていて、あることに気が付きました。
午前中に利用する会員約40人のうち、8割は60代以上の高齢者で、そのうち80歳以上が5人います。
プールなので、当然泳いでいますが、歩くことに時間を割いている人がとても多かったのです。
高齢者になると、膝に何らかの疾病を抱えているという人が多いのですが、
水中では浮力で体重が軽くなり、膝の負担が軽減されます。反面、水の抵抗で前に進むのは大変です。
加齢による筋肉の衰えを予防するため、水中ウォーキングは望ましいことです。
歩幅を広く、正しい姿勢で水中を歩くのは、膝や腰を痛めることも少なく、ダィエット効果も得られます。
下半身の強化に持ってこいの水中歩行を始めてみてはいかがでしょうか
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筋力維持に有酸素運動
筋肉は心臓の壁を構成する「心筋」、消化管や血管など内臓の壁を構成する「平滑筋」
骨に付いている「骨格筋」の3つに大別されます。
一般的に「筋肉」と聞いて想像するのは、骨格筋のことだと思います。
その役割は、歩いたり走ったりの動作や姿勢の保持、体温調節、臓器の保護などで
私たちは骨格筋の働きで体を動かすことが出来るのです。
骨格筋を構成する筋線維には、持久系の筋肉(赤筋)と瞬発系の筋肉(白筋)があります。
陸上競技選手に例えると、赤筋は長距離タイプで年をとっても衰えにくく、
白筋は短距離タイプで、年齢とともに衰えやすい筋肉です。
筋力維持の為には、ウォーキングやジョギング、水泳、速歩きなどの有酸素運動をお勧めします。
体を動かすことで、肺や心臓の働きを活発にして新陳代謝を促し、筋力を保つのです。
もちろん、栄養の摂取も重要です。骨格筋には良質なたんぱく質が必要とされています。
筋力トレーニングや有酸素運動の後はたんぱく質の吸収率が上がり、筋肉が付きやすくなるそうです。
運動後はたんぱく質を多く含む牛乳を飲み、食事で肉や魚、野菜や油をバランスよくとることが大切です。
継続的な運動に加え、栄養、特に、たんぱく質をとるよう心がけて元気な日々を過ごしましょう。
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食べることは命に直結する。いつまでも保っていたい”力”です!
「食べる力」を鍛え、保つことは、シニア世代の健康を考えるうえでとても重要です。
食べることの目的は、生命維持に必要な栄養素を補うことだけではありません。
体力や筋力の維持、さまざまな病気の予防、噛んで食べることによる五感の刺激と脳の活性化などがあります。
家族や友人と食卓を囲むことで、人との交流も生まれます。
つまり、食べることは、体の健康、心の豊かさ、日々の生活に楽しみをもたらすのです。
たとえ自力では口に運ぶことが出来なくなっても、口から食べることで得られる喜びはあります。
“高齢だから食べられない”は間違い
食べることに必要な、噛む、飲み込むといった口の機能は、足腰の筋力に比べると
加齢の影響を受けにくく、ゆっくりと衰えていきます。
シニア世代には、”年を取ると食べる能力はすっかり低下する”と思っている人が多く
柔らかくとろみのある「食べやすい食事」をとっている人が少なくありません。
医師の指示で食べやすい食事を取ることには問題はありませんが
そうでない場合は、今ある口の機能を低下させることにつながります。
しっかりと咀嚼して機能を維持していくことが大切ですね!
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高齢化が進み、耳にする機会が多くなってきた「骨粗しょう症」は骨の病気です。
しかし、決して高齢者に限った話ではありません。
極端なダイェットや偏食による骨量低下によって発症することもある、といわれています。
骨は毎日古い細胞を壊し、新しい細胞を製造しています。
しかし、骨を壊す細胞よりも骨を作る細胞の働きが弱くなると骨粗しょう症を発症するのです。
ぎゅっと詰まった骨がスカスカになり、ちょっとしたことで骨折することがあります。
骨の主成分であるカルシウムを上手に補い、骨を丈夫に保つ必要があります。
病院で骨粗しょう症と診断されるとカルシウム剤を処方されると思いますが
併せて普段の食事からも多く摂取したいですね。
そこで、手軽なカルシウム摂取方法として、食事に小魚をプラスすることをお勧めします。
しらす丼にしらす炒飯
ほうれん草のおひたしにしらすを合えたりかき揚げにちりめんじゃこをぷらすしたり。
晩酌のお供にシシャモ、家庭の常備菜としてアジやイワシの南蛮漬けなど
工夫次第でさまざまなメニューが考えられます。
そして、骨の代謝にはビタミンDが必要不可欠です。
太陽が出ている日は10~20分程度日光に当たりましょう。
骨の健康のため、ちょっとした努力をしてみて下さい。
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シニアと呼ばれる年齢となり、肥満や腰の痛みなどを抱えている方も多いのではないでしょうか。
脚を十分に上げられず、つまずきやすくなってはいませんか。
背筋を伸ばし、普段より歩幅を広げて少し速足で歩いてみましょう。
これは誰にでもできる健康法で、それだけで肥満などの改善に役立ちます。
腰の周辺には「腸腰筋」という筋肉があります。
背中と腰、太ももの骨をつなぎ、脚を上げたり、背骨を左右から支えて体幹を
安定させたりする働きを担っています。運動不足が続くと、
これらの筋肉が萎縮して衰えている可能性があるので注意が必要です。
歩幅を広げると上半身は不安定になりますが、それを支えるため、
腸腰筋や脚、尻、腹などの筋肉が動いて自然と鍛えられるのです。
姿勢も良くなり、腰痛などの改善も期待できます。筋肉を動かせば、消費するカロリーも増えるので
筋力の維持や強化に効果を発揮し、肥満の解消にも繋がるのです。
ウォーキングの適正な歩幅は、身長の45%~50%程度とされていますが
それよりも10センチほど広い歩幅を目安にして下さい。
体の柔らかさや体力は個人差があるので、歩幅や歩く速度は無理をしない範囲で
少しづつ上げていきましょう。通勤や買い物のときなどに取り入れてみては如何でしょうか。
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私が子供の頃、夕食後に祖父母や親の肩をたたいたり、腰を揉んだり、
足の裏にのったりする光景が多くの家庭で見られたものです。
今思うと、コミニュケーションとスキンシップを図る場になっていたように思います。
年齢を重ねると、人の体もメンテナンスが必要になります。
シニア世代になり、ようやく自分の時間が持てるようになったという方には、
セルフコンディショニングを週間にすることをお薦めします。
これは自分自身で体の調子を整える方法です。
その例は体操やウォーキング、ヨガなど、さまざまです。
今回は自分の手で簡単に出来る方法を紹介します。
特に強い力は必要ありません。体のいろいろな場所を、手のひらで大きく円を描くように
擦っていると血行が良くなり、だんだんと温まってきます。
コリを感じる部分は、指の腹をそろえて、1回3秒くらいを目安に軽く数回押してみましょう。
腕や脚など手でつかめるところは、握力計を握るように、静かに力を入れてください。
パートナーと互いに行えば、効果は更に上がります。
軽い筋トレやストレッチ体操などもセットにすると、良いでしょう。
ヒトの血管は毛細血管が95%を占めるといわれています。
コンディショニングを効果的に取り入れ、血行や代謝を促進させ、健康な毎日を過ごしましょう。
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柔軟剤などの人工的な香りで約6割の人が体調不良を
経験していたとする調査結果を、「シャボン玉石けん」(北九州市)が発表した。
調査は今年5月、20~50歳代の女性305人を対象にインターネットで実施した。
人工的な香りによって、頭痛やめまい、吐気などの体調不良を
起こしたことがある人は64%に上った。また、人工的な香りによる被害を「香害」と
呼ぶことを知っている人は58%。昨年の同様の調査より、19ポイント上昇しており
香害の認知度は高まっている。 一方で、日常的に使っている香りつきのもの(複合回答)では
「柔軟剤や洗剤」が78%で最多。「シャンプーやスタイリング剤」71%、「制汗剤」33%、
「香水」21%と続いた。 香りつきの製品を使う理由については、
「自分でにおいを楽しみたい」と答えた人が多かった。また、フリマアプリなどを
利用したことがある人のうち、購入した衣類などのにおいが気になったことがある人は55%いた。
同社の担当者は「自分がよかれと思ってつけた香りで、他人に健康被害を
及ぼしている場合が多いと考えられる」としている。っと新聞の記事が掲載されていました。
洗剤の中に柔軟剤も含まれ適度に香りもついています。
柔軟剤の香りが!ってドボドボ入れて他人に影響していませんか?
自分自身を省みて使用の際にはご注意を!!
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なぜ体が硬くなるの?
答えは・・・体を動かさないことが原因です。
体を動かさないことに慣れたら要注意ですよ!
「体が硬くなるのは、年のせいだからしかたがない」と思っているかもしれませんが、
そうではありません。胸に手を当てて考えてみてください。
若い頃に比べて体を動かさなくなっていませんか?
デスクワークが中心の人は、1日のうち、
立ったり歩いたりする時間よりも、座っている時間のほうが長いかもしれません。
そんな毎日が続いて脚の筋力が弱くなると
体を動かすのがおっくうになってしまいます。
こうして、体は硬くなっていくのです。
一度硬くなると、ますます硬くなる?
体が硬くなるしくみを、もう少し詳しく説明しましょう。
筋肉を動かせば血行が良くなり、血行が良くなると全身に栄養が行き渡りやすくなり、
筋肉が落ちづらくなります。逆に血行が悪くなると、筋肉が落ちやすくなり、
少ない筋肉で体を動かすことになります。すると、ただでさえ少ない
筋肉に負担がかかるため、
筋肉が緊張して硬くなり、痛みを感じるようになります。
それによって、ますます筋肉が緊張して硬くなってしまうのです。
体が硬くなる悪循環
体を動かさなくなる→ 血行悪くなる→ 筋肉が少なくなる→ 体に負担がかかる→
↑このようにならぬよう体は、しっかり動かしストレッチしておくことが大切ですね。
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